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ためしてガッテン 9/10 インスタントラーメンに重層を入れる裏ワザ。食品用重層と掃除用重層の違いは?

9/10放送の「ためしてガッテン」で、

インスタントラーメンを茹でる時、重層を入れたお湯で茹でると、
まるで生麺のようなモチモチ触感になる
という裏ワザが紹介されました。

麺大好き筆者は、さっそく重層で茹でた美味しいラーメン作りにハマっていたのですが、
あっという間に重層が無くなってしまいました。

しかし、スーパーマーケットでは、食品用重層はちょっぴりしか入っていません。
かたや、掃除用重層は、1キロ300円程度と破格。

掃除用重層は、食品に使ってはいけないのでしょうか?
掃除用重層と食品用重層の違いは?

調べてみました。


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まずは、ためしてガッテンで紹介された裏ワザの復習から。

重層を入れる量は、1リットルあたり20g(小さじ1杯+半分)
お湯になってから重層をとかし、通常の時間で麺を茹でます。
重層が溶けたお湯は”エグみ”が出ているため、スープに使わず捨てます
別途、沸かしたきれいなお湯でスープを作り、麺を入れて完成\(^o^)/


インスタント麺を重層入りのお湯で茹でるとモチモチになる理由は

中華麺には内モンゴル自治区でとれる
炭酸ナトリウムを90%以上含む物質=【かんすい
が入れられていていました。

【かんすい】は、中華麺のツルツルモチモチした触感に欠かせない成分。

しかし、インスタントラーメンでは、
インスタントラーメンにする際の高温処理により、
【かんすい】の成分が失われてしまっていたのです。

また、高温処理の際、麺に小さな穴が無数に空くことで
麺のコシや香りも失われてしまっていました。

【かんすい】は簡単に手に入るものではありませんが、
重層=炭酸水素ナトリウム
を水に溶かすことで【かんすい】と限りなく似た
”炭酸ナトリウム”になります。

即席麺を重層を溶かしたお湯で茹でることで、
無数に空いた穴から”炭酸ナトリウム”が麺内に取り入れられ
元のモチモチした触感が蘇ることが紹介されました。


さて、掃除用の重層と食品用重層の違いについて。

精製精度(きめの細かさ)の違いのようです。

重層には

①薬品用
②食品用
③工業用※掃除用
④飼料用


の4つのグレードがあり、
上のグレードのものを下のグレード用途に使う
=薬品用重層を食品に使う、食品用重層を掃除に使う…は可能ですが

下のグレードのものを上のグレード用途に使う
=食品用重層を薬品に、掃除用重層を食品に使う

のは、不可とのこと。

食用に使うとは口に入れるという事。
成分が同じとはいえ、
食用を想定した環境で作られていない工業用重層を口にするのは
心配ですよね。

美味しいラーメンを出来るだけ安価に食べたいですが、
自己責任で命を懸けてまで掃除用重層を使う勇気はないので
おとなしく、食品用重層を使うことにします。




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