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気象予報士試験の難易度って?15歳の女の子が、女性最年少合格記録更新!

8月に実施された『第42回 気象予報士試験』で、15歳の女子高生が、
女性最年少合格記録を更新しました。

最年少記録は、2012年の第38回試験に合格した中学1年生の男の子です。

中学生や高校生も合格した『気象予報士試験』の難易度は、どの程度なのでしょう?

しらべてみました。


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気象業務支援センターは3日、8月に実施した第42回気象予報士試験で、
埼玉県に住む桜蔭高校1年 片岡茅悠(ちひろ) さんが
15歳8カ月で合格し、女性の最年少記録を更新したと発表しました

片岡さんが通う『桜蔭高校』は、4人に一人が東京大学に合格する、
進学率全国トップの女子高です。
女子高等学校としては珍しく理系に強く、医学部や工学部の合格者が多いのも特徴となっています。

片岡さんも、天文気象部に所属していました。
今回の受験は3度目の挑戦だったそうです。


さて、気象予報士試験について。

まず『気象予報士』という資格が出来た経緯について簡単に。

気象業務法が1993年に改正され、気象庁以外でも、 気象庁巻から許可された者が、一般向けに天気予報を発表できるようになりました

この時、予報についての資料やデータを適切に扱い、防災面も配慮できる人材を確保する目的で
「気象予報士制度」が導入されました。


気象予報士試験」は、

①マークシート方式の【学科試験】
②記述式の【実技試験】


二段階試験となっています。

『学科試験』は、さらに「一般」「専門」二つの分野に分かれ、
「一般」で、気象業務法や、地球の自転、雲の発生過程、高校の地学や物理、数学の知識など、
様々な知識が求められます。
「専門」は、気象観測や予報の仕組み、精度評価など、現場で必要な知識が多く求められます。

受験に際し、年齢・学歴などによる受験制限はありません


1994年に実施された、第一回試験では、2777人受験して500人合格。合格率18%でした。

近年は、毎年1月と8月に試験が実施され、毎回約4500人前後が受験。合格者は200~250人前後。

2011年冬の試験では、4330人が受験。244人が合格。合格率は5.6%

受験人数が増えたことも原因でしょうが、合格率が著しく低下しています。

気象予報士全体の中でも、女性の割合は10%強と少なめです。


想像以上の難関資格でした


「気象予報士」というと、テレビの「お天気お姉さん」を想像します。
ですが「お天気キャスター」そのものが、気象予報士である必要はないそうです。

裏方で気象予報士が、気象情報を読み取り、
放送向けに、わかりやすく原稿を作って、お天気キャスターに読んでもらうということですね。

テレビの「気象情報」で、アナウンサーが『気象予報士の●●さん』と紹介されるのは、
勿論、お天気キャスター本人が『気象予報士』の資格を持っているという事。

何気ないポイントですが、これから注意してみてみます。


最年少女性気象予報士になった、片岡さんの将来の夢は「動物園の飼育係」だそうです。

近年、突発的ゲリラ豪雨や巨大台風により、日本各地で災害が起きています。
気象情報の重要性は高まるばかりです。

片岡さんが、動物園の飼育係の夢を叶えても、気象予報師としての知識は、
きっと生かされることでしょう。

片岡さんの明るい将来を応援しています!



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